極北別世界通信
技術書典とコミックマーケットとエアコミケ
技術書典が12/26~1/6
エアコミケが12/30、31
コミケ99が2021年5/2~5/5
なかなかハードですな。
どこまで達成可能かわかりませんが一応、原稿は以下の方針で進めてます。
■技術書典
OSM 2nd Version3 マイナーOS駆け足レビュー
dabble in... Vol.3 KeyCloakで既存環境にSSO導入(のさわり)
■エアコミケ
多分同時期なので基本は技術書典と同じ。
dabble in... のExtra Editionは作ろうと思っています。
ネタはアセットマネジメントのSNIPE ITか多目的CMSのodooか…
■コミケ99
OSM 2nd Version4 いまさらOS/2 WARPをVirtual Boxで動かしてみる(仮)
dabble in... Vol.4 Docker+gitlab+jenkinsでプライベートDocker Hub構築(仮)
ただコミケ99のネタは少し前に検討したけど自身の環境でそれほどDockerを現状は使っていないのでどうなるか未定。
それ以外に「架空の会社の社内システムを全部OSSで作ってみる」という演習を1年間かけてやってみる予定なので、その途中経過とかの本になるかもしれません。
Windowsの特殊フォルダ
当方の自宅のマシンにはドライブが18個くらいあるんですが、うっかり特殊フォルダを移動したのを忘れていて、デフォルトフォルダがユーザーのTempフォルダにされる事件があったので、その解消法を簡単に。
当方が被害?にあったのはCapturesフォルダでした。マイナーOSの挙動をWindowsのデフォルトのキャプチャ機能でキャプチャしておこうとしたら、キャプチャデータがどっか行ってしまいました。
設定を見たら(スタート⇒設定⇒ゲーム⇒キャプチャ)、なぜかユーザーのTempフォルダになってる。はて?
こういう時はレジストリだ!というわけでregeditを起動。
Win+Rキーから「regedit」とタイプしてEnter。
コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders
に、たくさんフォルダに指定が並んでますが、Capturesフォルダが存在しなくなったドライブに指定されてました。
フォルダが見当たらないとユーザーのTempフォルダにされちゃうんですね。
なお、名前は
{EDC0FE71-98D8-4F4A-B920-C8DC133CB165}
で、データの値を移動したいフォルダにすると、そこがキャプチャフォルダになります。
スタート⇒設定⇒ゲーム⇒キャプチャ
のフォルダもちゃんとそこに変更されます。
でもこういうのは簡単に設定できるようにしてほしいなぁ。なんかこうブラックボックスにしたい意地?みたいのを感じますな。
仮想マシンイメージの変換
覚書に近いですが。
VirtualBoxのVBoxManageコマンドを使って実施します。対象ファイルは全部同フォルダ/ディレクトリにある前提です。
前提:C:\Program Files\Oracle\VirtualBox
を
「コントロールパネル」⇒「システム」⇒「システムの詳細設定」⇒「詳細設定」タブ⇒「環境変数」⇒「Path」に追加
※当方はユーザー環境変数に入れてますがお好みで。
sd★はもちろん例です。
■物理HDD ⇒ RAW
sudo dd if=/dev/sd★ of=./sd★.img ※Linuxでやるほうが楽なのでこうしてます。Windowsでもできるツールはあります
■RAW ⇒ VDI
VBoxManage convertfromraw sd★.img sd★.vdi --format VDI
■RAW ⇒ VMDK
VBoxManage convertfromraw sd★.img sd★.vmdk --format VMDK
■VDI ⇒ VMDK
VBoxManage clonehd sd★.vdi sd★.vmdk --format VMDK
■VMDK ⇒ VDI
VBoxManage clonehd sd★.vmdk sd★.vdi --format VDI
■VDI ⇒ RAW
VBoxManage clonehd sd★.vdi sd★.img --format RAW
■RAW ⇒ 物理HDD
sudo dd if=./sd★.img of=/dev/sd★ ※最初の物理 ⇒ RAWと同様Linuxで実施
主にダウンロードしたマイナーOSのHDDイメージを変換する際に利用してます。
覚書更新
・オープンソースHCI
→オール仮想マシンでやろうとして失敗中
・既存リモート環境にシングルサインオンの導入
→Rocketchatのみ完了
→NextCloudはできるらしいが若干不安あり
→その他はまだ厳しそう
・Dockerプライベートレジストリをjenkinsとgitlab使って構築 →未着手
・Snipe IT使って資産管理システム
→どちらかというとシステムより実際の登録と運用が肝。少しずつやってるがあまり進捗なし
・Exmentの活用の具体例
→わりと同上。インストールやら構築よりその先のほうが肝心
・Zabbixでの監視と、各種ログのとりまとめ、可視化
→進んでない。他の機能の方を優先してる感じ
・ヘルプデスクシステムをオープンソースで何とかする
→まだまだ調査段階
■その他
・GoogleのSearch consoleやらは放置しすぎてたのとodooで構築してたサイトが度々接続切れてたせいかGoogle八分食らってて草生える。ちゃんとしないと。
・コソコソいろんな仕事の対応したりしてたら異常にいそがしく
・技術書典10に申し込んだがなにやろう。
・とりあえず自分で使ってて最も有用なApacheGuacamoleは押し続けたい所存。ログ取りやら解析やらそのあたりももう少し踏み込んでやりたい
・今更シェルスクリプト書いたりしてるけどなんというかコードがきったねぇ。エレガントに?書く訓練もしとらんからあれだが
唐突にマインクラフトサーバ
そういや子供が以前からマインクラフトをやりたがっていたので、統合版のサーバをさっくり立ててみることにする。
以前調べた時は、統合版の発売前だったようで、PCからのJava版と他のプラットホームは共存できないという話だったと記憶してましたが、今回調べたら統合版というのが出てて、マルチプラットフォームが可能らしいのでちょいとサーバを立ててみることにしました。
OSごとに多少なり違いはありそうですが、潤沢な仮想マシンリソースを使ってとりあえず立ててみます。
■準備
OS:Ubuntu server 20.04 LTS
マインクラフトサーバ
オフィシャルサイトからダウンロードしますが、なんか、日本版のサイトだと2020年11月現在ダウンロードできないっぽい
なのでUSサイトからダウンロードします。
https://www.minecraft.net/en-us/download/server/bedrock
■手順
1 Ubuntuをインストール
ベースは別のUbuntu上のVirtualBox仮想マシン。8コア16GB割当。実際はもっと少なくてもいいはず。
なおインストール中に設定したほうが楽なのでIPアドレスとホスト名はちゃんと決めておきましょう
ダウンロードしたファイル内にあるhtmlファイルに詳細な情報が載ってるので、正直インストールとかは全然難しくないです。
2 unzipをインストール
最初のアップデートを実施後、unzipをインストールします
$ sudo apt -y install unzip
3 ダウンロードしたマインクラフトサーバソフトを任意のディレクトリに配置
他のファイルを置かない空のディレクトリ作成してそこに置くのが推奨のようです
今回は自身のホームディレクトリ配下に作成したディレクトリ内に展開するので以下のようにしています。
$~ mkdir bdc
$ cd bdc
$ unzip bedrock-server-1.16.40.02.zip
※上記は2020/11/17現在のバージョン
※余談
オフィシャルサイトからはwgetとかで持ってきてもいいですが、
Windowsでダウンロード→サーバにTera Termでsshログイン→Tera Term画面にD&D
でも事足ります。便利になりましたなぁ(じじいくさい)
4 screenのインストール
このまますぐに起動してしまってもいいんですが、screenを使って起動してあげるとサーバから抜けても稼働し続けてくれるので楽。
やり方はまぁ何でもいいですが、
$ LD_LIBRARY_PATH=. screen -dmS bds ./bedrock_server
とやって、dbsというスクリーン内で起動し、デタッチしてしまうのが割と楽かと。
コンソールからScreenにアクセスする(アタッチする Ubuntu→BDS)には
$ screen -r bds
Screenから抜けてコンソールに戻る)デタッチする BDS→Ubuntu)には
Ctrl+a d
※ctrlキーを押しながら a を押下し、続けて d を押下すると抜けます。
もちろんsystemctlに登録して自動起動するように設定したりもできますがまぁその辺はお好みで。
※もしちょっとしらべて登録したらまた追記するかもしれません。
…実はまだクライアント購入してないんで、購入したら子供に感想でも聞いてみます。